ブラベルスとか地獄

丈夫で美しく何種類も流通している、ペットローチとして人気のグループです。
友達がゴキブリアレルギーなんだけど我慢できずにこいつは欲しい!って飼ってますからね、魅力はあるんですよ。餌用にアトロポスが安く出回っているじゃないですか、あれもちゃんと見栄えを考えて飼育すると個体の可愛らしさが映えるので是非に卵パックを使わないレイアウトを検討してみてください。ほんと、騙されたと思って、まじで。
Blaberus craniifer “Black Wing” 
わざわざブラックウィングとかつけてますが、クラニファーで「お、こいつ羽が黒くないな」って個体を見たことがないです。昔はいたかも…でも今よりも適当に流通していた時代なので交雑とか別種をクラニファーって名前で売っていた可能性はあります。ギガンテウス以外はホント適当でしたからね、僕なんて未だにはっきりとした種類の特徴を把握せずにインボイスのままに管理してますからね。それでもいいんですよ他の個体群を混ぜなきゃ、とりあえず分けときゃなんとでもなるし、コレクションだと思えば楽しいじゃないですか。
この個体群はお友だちからもらいましたが、まだ殖えていない輸入したばかりのクラニファーも2グループあります。違いがあったら面白いですよね。
Blaberus fusca
何年も前からフスカとして購入したものを累代しているんですけど、大型でシュッと羽が伸び、絶妙な不透明感がたまりません。ギガンテウスは透明感がありすぎて華奢で弱そうなんだけどこいつは強そう。マッシブなブラベルスです。
たぶん、これフスカじゃないと思うんですよ、そもそもフスカってなんかのシノニムになって消えたとかそういう話もされたんですが今はどうなってるんですか???
フスカってなんなんでしょうね…分類が好きな人がブラベルスの同定をやりたくなってその辺を明らかにしてくれたらいいのに。僕は飼育出来れば満足なのでアカデミックなことがめんどくさいのです、そこまで正体わからなくても飼育累代には支障ないもの。
これはもうベネズエラ産のBlaberus sp.だとかで種類とか全くわかりません。でも、産地はロマンだからね、夢を見させてくれるじゃないですか、ベネズエラのどんな地域に棲息しているのか…想像させてくれるのでロカリティは偉大。
コロンとしてて可愛いですね、見た目が違うだけでアトロポスとかディスコイダリスとかの地域個体群だったりもするのかも、本当にブラベルスは訳が分かりません。


ホント、ブラベルスは情報が混乱しているので念のために、と管理を始めたらいくらでもケージが増えてしまいます。
でも楽しいからね、見た目が普通でも何らかのインフォメーションがついていたらそれはもう別に管理してあげたらいいんです。拘らないと面白い部分は増えないと思うんです。
でも、ストレスの許容範囲内で拘りましょうね、つまんなくなっちゃうからね。部屋も狭くなるしね。

ゴキブリおじさん

ゴキブリを飼育しているおじさんです どうぞよろしくお願いします

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